初めまして!!!プリンストン大学1年生のえみりです!
英語だといつもMarieと聞き間違えられて、「Emilyのlがrになった版だよ!」「Emory大学みたいな感じ!」と発音の説明をしなければいけないのが面倒ですが、日本語では普通に「えみり」です!
大学に入ったらブログを立ち上げることがずっと夢だったので、記事を書いている自分がめっちゃ嬉しい!
それにしてもプリンストンに入学して約3ヶ月。もう何回自己紹介をしたことか…
同じ自己紹介を何度もしすぎて最近では自動再生のようになってしまっていますが、今日はメンバー紹介第1弾という事で気合を入れて自分について語ろうと思います!笑
わかりやすくテーマを2つに絞るとすれば「音楽」と「引っ越し・転校」!
(大学受験のエッセイでもそんなことを書いた覚えが…)
1つ目のテーマの「音楽」については語り始めたら一つの記事におさまらないので、軽くだけ触れておくことにします。
父の影響で3歳の時から習い始めたヴァイオリン。
練習、レッスン、音楽教室があって当たり前な日々を送っていた私は、ヴァイオリンを弾いていなかった頃の記憶がないほど。音楽科のない普通の高校に通いながらも演奏活動やコンクール漬けの生活で、周りが受験モードに入ってからも常に音楽最優先の日々を送っていました。
総合大学と音楽院のDual Degree Programを考えていた時期もありましたが、最終的には総合大学に進学。
でもレッスン、室内楽、オーケストラ活動を通して現在も音楽を続けています!
簡単に言えば、私と音楽は切っても切れない関係です!
それでは2つ目のテーマの「引っ越し・転校」。
小学校1年生の終わりに、父の仕事の都合でアメリカへ引っ越しました。
とは言っても、ニューメキシコ州のアルバカーキという街。え?メキシコに住んでたの?とよく聞かれますが、違います。
でもヒスパニック系の人が多く、海外からの転校生をサポートするために配属されたESLの先生がまさかのスペイン語しか話せなった、なんていうエピソードも。最近では人気ドラマBreaking Badのロケ地としても有名です。
今でもはっきりと覚えているアメリカの小学校の初登校日は2月14日。そう、なんとバレンタインデー。授業は全てキャンセルされ、朝からイチゴ味のミルクシェイクを飲んだり、チョコを配ったり。そんなこんなで始まったアメリカ生活。
最初は1年で帰国する予定だったのですが、2年、3年と伸び、アルバカーキ内でも引っ越し・転校、結局日本に帰ったのは4年後になりました。
帰国後はもともと住んでいた関東ではなく、神戸へ。
小学校の4年間をアメリカで過ごした私は、かなり大きな「逆カルチャーショック」を経験しました。
アメリカに住んでいた時はずっと日本に帰りたいと言い続けていたのに、いざ帰ってみると覚えていたのと何かが違う。違和感だらけの生活。噛み合わない会話。自分は日本人だと思い続けていたのに、なぜか日本が息苦しい。
それまで何も考えずにぼーっと生きて来た私。小学校6年生で、初めて自分の置かれた環境やそれによって形成された自分の物の見方や価値観について考えさせられました。
高校生になり将来について考えるようになっても全くやりたいことがわからなかった私は、とりあえず面白そうな学校のプログラムに片っ端から参加しよう!という作戦に出ました。
リーダーシップスキルを身につけるために合唱コンクールの指揮者や修学旅行の実行委員長を務めてみたり…英語をキープするためにスピーチやディベート、模擬国連に出てみたり…面白いテーマ・分野を見つけるために難民問題のプロジェクト、ジオパークでの地学の研究(?)やグローバルヘルスの会議の運営などに携わってみたり…
そんな中、高校2年生で取り組んだ卒業研究。理系だったのにも関わらず『若者の投票率を上げるために政治教育とは:模擬選挙を用いた実験の投票率から見る情報刺激の効果』という題で論文を書きました。
両親の影響もあり自分は理系なんだ、と思い込んで育った来た私でしたが、なんだかんだ公民や歴史の授業が好きで、そういった分野に理系の手法を持ち込めるんだ!という発見にちょっと感動。
Quantitative Social Scienceの勉強してみよう!と思うようになりました。
(ここで場面転換)
私の高校で海外の大学を目指していたのは私一人。
海外受験の情報とサポートが少なく、困っていました。そこで、周りが受験勉強に打ち込んでいる環境にいるよりも、自分の将来に近づこうと思い、
卒業を間近に高3の9月からアメリカのシアトルの高校に単身留学!
ちょうど一年前の今頃、シアトルで必死に大学のアプリケーションを書いていたことを考えると、なんだか懐かしいです。(今まさにアプリケーションシーズンですね!受験生頑張れ!)
当時はまさか1年後、プリンストン大学に通っているとは想像もつきませんでした…
最終的にプリンストンへの進学を決めた理由は、音楽が続けられる環境がある程度整っているから、Senior Thesis (卒業論文)を書きたいと思ったから、Residential Collegeのシステムが良さそうだったから、など色々ありますが、ネームバリューで選んだ訳ではない!と言ったら嘘になります。それも、留学中だったので直接大学を訪問できず、キャンパスに足を運んだことがないまま決めなくてはならなかったので、単純にプリンストンを選んだら間違いはないだろう…と思った自分がいました。
プリンストンに通い始めて3ヶ月、感じること思うことは山ほどありますが、一言にまとめるなら、プリンストンに来て本当に良かった!!
すごく自分に合っている大学な気がします。
常に自分よりすごい人たちに囲まれながらも勉強に集中できる落ち着いた雰囲気、いつでも教授に話に行ける授業、自分のペースで音楽のできる環境、大体の人が友達の友達という規模の学生数、思い立てばすぐニューヨークに行けるロケーション…
大学に来て将来の夢が決まった!勉強したい分野が見つかった!…わけではまだありませんが、高校生の時、将来への焦りや不安に使っていたエネルギーを全て心の底から面白いと思える勉強にそそぎ込めている今は、何よりも幸せな毎日です。
専攻はまだ決めていませんが、Woodrow Wilson School of Public and International AffairsかEconomicsを考えています。
長くなってしまいましたが、私の今までとプリンストン大学を選んだ理由でした!
最後に、このブログで今後続けていきたい「おまけリンク」!
最近面白いと思ったビデオや、考えさせられた記事、シェアしたいウェブサイトなどを貼っていこうと思います。これは高校生の時に見つけた動画♪
最後まで読んでいただきありがとうございます!それではまた次の記事で!
えみり
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