(Fine Hallで宿題をやっていた時の写真です。)
今回の記事が僕の書く最初のものになるので、まずは自己紹介から始めようと思います。僕はプリンストン大学一年のRikuで、majorはmath、certificate programはapplied mathかfinanceを考えています。(certificate programはほかの大学のminorにあたります)とはいえ二年目の後半になってから専攻を決めるため正式に決まっているわけではありません。高校までは日本の学校に通っており、大学からアメリカで勉強しています。
プリンストン大学を選んだ理由ですが、まずは学業面がしっかりしているということが挙げられます。他の人の記事でも繰り返し紹介されているかもしれませんが、プリンストンでは大学院だけでなく学部課程に重きが置かれており、学部3,4年次には、専攻にもよりますが、自ら論文を書くjunior project, senior thesisということが行われています。これは大学院でも行われるようなやり方で研究をするというもので、大学の教育の水準を物語っていると思います。とくに、プリンストンは数学の学部が強いということもあります。さらに、研究大学でありながらリベラルアーツ的な要素も持っており、自分の興味のある分野を幅広く学べる一方で特定の専攻に絞ったあとも深く学べるということも理由の一つでした。とはいえ、実際に大学を訪問してみるまでは雰囲気やキャンパスの様子が具体的に分からなかったので、最終的に大学を決める前にキャンパスを訪問出来てよかったと思っています。
ここからはアメリカに来てから少し個人的に思ったことを書こうと思います。日本でSATの勉強などをしてみると数学の試験が日本の入試と比べるととても簡単でアメリカの高校生は数学ができないのではないかと思うこともあるかもしれません。しかし実際にクラスメイトの話などを聞くと、APなどの選択制のクラスをとると日本の数学のカリキュラムと似たような範囲が勉強できるようです。また、場合によっては近くの大学で授業をとったり数学のキャンプに参加したりすることもできるようで、クラスメイトの中にも学部レベルの内容をすでに学んでいる人もいました。もちろんアメリカ人全般としての話はできませんが、必ずしもアメリカの高校生は数学のバックグラウンドが少ないという訳ではないようです。
今学期の僕の数学を教えているVicol先生についての記事をつい最近友人が発見したのでそのURLを以下に貼り付けました。
https://www.quantamagazine.org/mathematicians-find-wrinkle-in-famed-fluid-equations-20171221
(自分で読み返してみると他の人と比べ硬い文章になってしまったように思うので今後文体に気を付けようと思います。)
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