こんにちは!Mahoです。
一昨日から春学期が始まり、気持ちも新たに、わくわくした気持ちで授業に参加しています。
校内に見慣れた顔が増え、大学の雰囲気にも慣れてきて、今学期はもっと積極的に大学生活を送りたい!と思っています。
秋学期は、教授、友達、アドバイザーの先生とたくさんの人に助けてもらった4ヶ月間でした。しいなも書いていたけど、進度が早くて、予習、復習と課題が多いプリンストンでは、大学のサポートシステムとクラスメイトをフル活用して勉強していかないといけません。
初めから頑固になりすぎずに、周りに頼れたのは良かったなって思っています。
どの授業からもたくさん学んだけど…
秋学期は、フランス語、数学、社会学、そしてWriting Seminarの授業を受けました。
1、2年生の間は、リベラルアーツと呼ばれる学部にとらわれない授業を自由に取れる時期なので、1年生に著名な教授から授業を受ける機会を与えてくれるFreshman Seminarを含めて、面白い授業がたくさんありますが、私のとった授業はどれもこれからに向けた準備という性格が強かったです。
フランス語(初中級)
Rikuが取っていたのと同じ授業です。全くの初心者が1年間で履修する基本的な文法を1学期間で学びます。
中学生の時からフランス語に興味を持っていて勉強していたのですが、忘れてしまっていたことも多くあったので、復習をしつつ、書いたり、話したりという、今まで馴染みのなかったことも練習しました。
授業は全てフランス語で進められます。フランス語の響きが大好きなので、最初の授業は先生のフランス語を聞きながら、半分しか意味がわからないにも関わらず、終始、怪しいくらいにこにこ(にやにや?)していました。
学期終わりにエッセイを書いて、インタビューをする機会がありましたが、表現の幅は狭いものの、1学期間でフランス語で自分を表現できるようになったことに感動しています。
数学(多変数関数)
数学塔の8階に教室があったので、数学の授業といえば、教室に行くのに登った狭い階段を思い出します。
プリンストンでは経済専攻が大まかにMath trackと呼ばれる数学を多く使う経済専攻と、そうでないものの2つに分けられます。この授業は、春学期とっている線形代数の授業と合わせて、Math trackの経済を専攻するのに必要な授業です。
先生はプリンストンの大学院生で、授業がとてもわかりやすく、また試験対策のために毎週指定の宿題とは別に、より難しい演習問題を作ってきてくれました。
社会学(入門)
経済専攻を考えているものの、社会科学全般に興味を持っていて、他の分野も見てみたかったので受けました。
社会学とは、個人の社会的背景がどのように先の人生の”結果”に影響を与えるのかを研究する分野だということを学びました。
週ごとに人種、階級、ジェンダー、などのテーマに沿って社会学の論文を読んで、講義でポイントをおさらいした後に、少人数のクラスに別れて、大学院生主導でディスカッションをしました。
入門クラスということもあって、深くというよりは広く知識を身につける授業でした。アメリカの社会学を中心に学んだので、アメリカの社会について知る良い機会になりました。
Writing Seminar(The Global City)
私も他の何人かと同じくWriting Seminarを受けました。
The Global Cityという授業で、ざっくりと説明すると、グローバル化が都市と人々の暮らしにどのような影響を与えているか、文学、国連の研究論文、映画など様々な資料をもとに自分の考察を書くというものでした。
3つ書いた課題論文のうち、1つ目と2つ目はラゴス(ナイジェリア)とムンバイ(インド)に焦点が当てられていました。3つ目は初めの2つを書いた経験をもとに、自分で都市を選んで、資料を集めて、論文を書くというもので、私は東京のベッドタウンとコミュニティについて書きました。
クラスに日本人は私一人だったので、課題を通して、クラスメイトに日本の文化、東京圏の人々の生活の様子を少しでも紹介できたのは嬉しかったです。
Writing Seminarの先生には一番お世話になりました。英語で文章を書くことに自信がないのはもちろん、授業のために読む文章の理解も低くて、度々Office Hour*に先生を訪ねました。
ある時宿題として出された文章は、読んでも読んでも理解できなくて、
「先生、課題の文章が全く理解できません…。」
と、思い切って文章を持ち込んで、2時間弱かけて一緒に読んでもらいました。
プリンストンの先生方は熱心な方ばかりで、やる気を見せれば、どんなレベルであっても、一生懸命教えてくれます。
最後に…
フランス語の授業で見た映画を紹介します。
ストーリーも、男子生徒たちの歌も素敵で、お気に入りの映画の一つです。
是非観てみてください!
Les Choriste(邦題:コーラス)
こちらをクリックして、ブログの応援をよろしくお願いします!