えみりです!
さて、「毎日3時間本を読む!」という目標を発表した前回の投稿から2週間が経ちました。
果たして目標を達成できたのか???
結果発表の前に、まず最近の時間の使い方について少しお話ししようと思います〜
大学に来てから時間の管理のためにGoogle Calendarを使い、毎晩、次の日の時間の使い方を計画します。
以前は毎日やることリストを作っていたのですが、それだけでは一日の時間をどう配分するのか決めずにやることを並べていたので、実際には時間が足りなくなってしまう非現実的なリストになってしまっていました。
そこで、やることリストを直接カレンダーに書き込むことしました!
(例えば、ここの空き時間で30分リーディング!とか、昼食の前に1時間プログラミングの課題!とか。)
一日の終わりにその日のカレンダーを見直して、計画と比べて実際にどう時間を使ったのか、スケジュールを書き直します。
こうすることで、やりたかったことと実際にできたことを比べ、ぼーっとしていた時間や、効率的に使えていなかった時間を見つけることができます。
プリンストンにいると常に「時間が足りない!」と文句を口にしてしまうのですが、ちゃんと見てみると無駄にしている時間があったり、優先順位を決めていなかったがために時間を作れていないこともあるので、考え直させられます。
また、実際に色々な活動に参加しすぎて本当に「時間がない」こともあるので、そう言った場合は活動の量を減らさないといけない、とはっきりわかります。
さて、本題に戻ります。
2週間前に立てた、西洋文学(Humanities Sequence)の授業の本を毎日3時間は読む!という目標…
結果:毎日3時間は読めませんでした(泣)。
3時間読めた日もあったのですが、他の授業のリーディングで1時間も読めなかった日や、パラパラかいつまんでしか読めなかった日など、結果的には色々でした。
特に3時間読めなかった日の理由としては、Writing Seminarという他の授業のリーディングに予想以上に時間がかかってしまったり、ペーパーを書くのに苦戦して計画通りに行かなかったり、いきなりミーティングが入ってしまったりと、色々な問題点がありました。
でも、自分なりには成功!秋学期よりはたくさん読めるようになりました!!
ここ2週間の西洋文学のリーディングはこちらの6冊:
- マキャベリ『君主論』
- モア『ユートピア』
- ラブレー『 ガルガンチュワとパンタグリュエル』
- ルター『キリスト者の状況の改善に関してドイツのキリスト者貴族に宛てて』『教会のバビロニア捕囚』『キリスト者の自由』
- モンテーニュ『エセー』
- セルバンテス『ドンキホーテ』
この中で、じっくり全部を読めたのはマキャベリとセルバンテス。(ドンキホーテは春学期が始まる前の休暇に読みました。)だいたい全部読めたのはモアとルター。半分くらい読めたのはモンターニュ。ちょっとしか読めなかったのはラブレー。
課されたリーディングの70%くらいは読めたかな??という感覚です。
また、この2週間で新しく学んだことが。それは、
英語訳の版によって読みやすさが全然違う!
ということです。
例えば、モアの『ユートピア』はちょっと古い英語で訳された版が課されたのですが、読みづらかったので図書室でもう少し分かりやすい英語訳のものを借りたら、かなりスラスラ読めることがわかりました!
マキャベリはとてもわかりやすい英語に訳されていた上に、マキャベリ自身がとてもはっきりとわかりやすいスタイルで書いていたため、(じっくり読んだので時間はかかりましたが)「あああもう読みたくない!」とはなりませんでした。
もちろん、これらの本のほとんどは元がラテン語・イタリア語・フランス語などなので、翻訳の段階でニュアンスが変わってしまうという点では教授が選んだ出版社の英語訳を読むのが一番なのですが、ニュアンス以前に本自体を読めなければ全く意味がない!笑
ということで、今後は少し読んでみて、読みづらい英語訳だなと判断したらすぐ違う版を探してみるようにしようと思います。
この2週間は旧正月のパーティでの中国語劇をやったり、企画運営を手伝っていたカンファレンスの本番があったり、国連本部でのイベントやオーケストラの演奏会などがあったので、かなりバタバタしていましたが、その割には本をかなり読めた!という達成感を味わえました。
この2週間では目標は達成できませんでしたが、「毎日3時間読む!」という目標は春学期ずっと続けてみようと思います!
それではまた!
えみり
こちらをクリックして、ブログの応援をよろしくお願いします!