RIKUです。順番が前後してしまいましたが、今回はプリンストンの友人を紹介する回ということで、クラスメイトのNathanを紹介したいと思います。前のセメスターからの数学の授業MAT216, MAT218でクラスメイトなのですが、その他にも前のセメスターのPHY105(物理)が一緒であったり、コンピューターサイエンスに興味があったりするので(履修はしていないのですがCOS226のレクチャーを見に行った時にも彼に会いました)、彼とは色々と話が合います。また、(個人的には数学専攻にならないかと期待していますが、)コンピューターサイエンスを専攻したいというだけあって、コンピューター関係で時々面白い雑学を教えてくれます。
以下、 Nathanの”fun facts”を紹介したいと思います。
1( かなり最近まで)ノートを一冊しか使っていなかった
今セメスターが始まってまだ間もないころ、”実は今、ノートが一冊しかないから全ての授業のノートを同じノートに書いているんだ”と言われ、その時は確かに自分も学校開始から間もない時期にノートを準備し忘れることはよくあることだから、と自然に思っていました。しかし、しばらくした後、そのことについて聞くとまだ同じノートを使っているとのことで、彼のノートを見ると、数ページおきに数学の証明、物理の数式、楽譜などが繰り返されていて(彼は作曲の授業をとっています)、音楽が理数的に説明されているかのように見えてなかなか新鮮でした。つい最近2冊目のノートを使い始めたそうですが、それまでの約二か月分の彼の授業内容が一冊に集約されているのです。
2 睡眠時間をスケジュールして試験に備える
アメリカの大学生は夜型が多い、という話をよく聞くことがあります。実際に周りの生徒を見ていてもそれは正しいように思えます。クラスのスケジュールは自分の生活スタイルに合わせて選べることが多いので、普段はあまり意識しないことが多いのですが、その生活習慣が裏目に出ることがあるようです。秋セメスターの試験は冬休み明けにあり、休みと試験の間の試験準備期間(reading period)になった時に、彼は数学の試験時間が自分が普段寝ている時間帯であることに気づきました(朝に寝て午後に起きてくる生徒は意外に多いので同じ経験をした生徒は多いと思います)。しかしその時はまだ試験の数日前だったため、彼は毎日2時間ずつ寝る時間をずらして試験を受けることにすると言っていました。試験後に彼に聞いてみると睡眠のスケジュール管理がうまくいって万全な状態で試験を受けられたと言っていて、この方法の実現可能性を彼は身をもって示してくれました。しかし、だからと言っておすすめはしません。
3 自分でデザインして折り紙ができる
Nathanは自分で好きなものをイメージしてデザインしたうえでそれを実際に折ることができます。例えば、下のヘリコプターです。複雑な形を折り紙で作れるという人には他にも今まで会ったことがありますが、自分でイメージして折り紙ができるという人は自分が知っている中では彼だけだと思います。しかも折り紙の鉄則にのっとり、切ることなどはせず、一枚の紙から折ることだけで作っているそうです。
その他に彼はバックパッキングやキャンピングが好きで、OAリーダー(OAはキャンプやバックパッキングを行う入学者のオリエンテーション期間のアクテビティです)をやろうと最近はOAリーダーのトレーニングを頑張っているみたいです。
以上です。
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