お久しぶりです!ふみかです!
最後の期末試験もあと数日後。もうすぐ母の美味しい手料理を食べられる!自分のベッドで寝られる!先週からは図書館で7〜8時間以上過ごしている日が続いていますが、夏休みまであと少しです。

夏休みといっても今年は実家に戻るのは3週間ほど。六月の前半にはメイン州で行われる大学生向けの室内楽ゼミナールに参加します!その後は直接フィラデルフィアに向かい、10週間のインターンシップに挑みます。インターンシップを終えたらすぐキャンパスに戻り、プリンストン2年目を始めます!
カナダに行ってきました!
先月、カナダで開催されるG7サミットのユース版(Y7、ユース7)に日本代表として派遣されました。Y7とは、G7各国から19歳から29歳の代表が集まり、現代の国際問題について議論し、その問題に対する政策提言を行うサミットです。代表団の私達が三日間議論をした結果作り上げたコミュニケは、6月に安倍総理を含むG7各国首脳にも提出されます!そこでカナダで過ごした1週間の感想をシェアしたいと思います。

G7とは ”Group of Seven” の略で、日本、カナダ、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、そしてイタリアの7ヵ国のことです。Y7では、G7各国から四人ずつが派遣され、その国の若者の代表としてオタワに集まりました。代表達は三つのテーマグループに分かれました:ジェンダー、環境、と未来の仕事。私はジェンダーを担当させて頂きました。
私が担当したジェンダーのテーマグループでは、各国のジェンダーに対する経済政策、教育政策、健康政策、文化的な考え方などをディスカッションし、先進国の若者として、どのような政策を首脳達に提言するかを議論しました。私は日本代表として日本のジェンダー政策や現在の日本人女性の社会的な状況、そして日本におけるセクシュアル・マイノリティに対する問題や政策などを代表達に提示しました。私は最年少で経験不足でしたが、才能と知識に溢れる優秀な各国の代表達と意見交換をできたことを非常に光栄に思います。

どうぞ読んでください、各首脳に届けられる私達のコミュニケ!
カナダの政治家の方々と接触することもできました。なんとカナダのファーストレディ、ソフィー・トルドーが訪問して下さり、彼女の感動的なスピーチを聴くことができました。他にカナダの国会議事堂のツアーやG7シェルパ(首脳補佐)との議論、そしてカナダの日本大使館の方々とランチをするという貴重な経験もさせて頂きました。

プリンストンで学んだことが国際的にも通用する
プリンストン生として学んだ授業の内容、議論のしかた、そして世界の舞台でも通用する考え方をオタワで活かすことができたと感じます。プリンストンのリベラルアーツ教育は、技術的というより論理的であるからこそ、あらゆる環境でインパクトのある人材になれます。

先週、学長が行ったレクチャーを聴きに行きましたが、学長はプリンストンの魅力について次のように述べました。プリンストンの教育は、学生を単に就職させるためではなく、学生自身が自分の実力と情熱を活かせるキャリアを選べる自由を与える。だから論理的でも最終的には役立つ。サミットで自分の意見をハイレベルな環境の中でも自信を持って発信できたことを振り返ると、学長の言葉が染み込みました。
プリンストンで過ごしたこの九ヶ月間に、多くの友人に恵まれ、学生として、また一人の人間として大きく成長したと感じています。
それでは、一年生としての最後のブログ投稿、この辺で〜!来年もよろしくお願いします!
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