みなさんこんにちは、シゲです!!
タイトル通り、夏休みになりました!(タイトルのセンス小学生かよ、ってツッコミは無しでお願いします)
前にも誰か書いてたかもなのですが、アメリカの大学生の夏休みは3か月半、だいたい5月の後半から8月いっぱいまで続きます。じゃあ3か月半グーだら友達と海に行ってアイス食べてスイカ割って花火してるのか、いや全くそんなことありません(イヤー、そんな青春してみたかった…涙 拗らせてますね〜笑)
アメリカのほとんどの大学は秋学期と春学期に分かれるのですが、夏休みは実質3学期目のような感覚です。基本的に就職するにも大学院に行くにも、学部生のうちに何をやっていたのインターン経験や研究経験がアメリカでは特に大事になってきます。だからアメリカではみんな、pre-med の子達は病院でインターンしたり、tech系に行きたい子達は西海岸でインターンしたり、大学に残りたい子はプリンストンに残って研究室に配属されて研究したり、1, 2年生のうちは海外でのsummer program に参加する人もかなりいます!(詳しくは, emiri が princeton in Beijing について書いてる投稿とか見てみてください!)
そんな中僕は日本に戻ってちょうど今週から、東大の理学部物理学科で、biophysics の研究をしている研究室に入って、生物の進化について理論的に分析する研究をしています!僕の専攻はecology and evolutionary biology なのですが、evolution 進化については近年物理学者の方々が参入して物理的な視点から顕著な実績を挙げられています。その中でも東大の理物は生命というカオスな複雑系の物理的なアプローチにおいて世界でも顕著な実績を挙げている研究室が多く、僕はその中でも理論解析を多く行っているラボで夏2か月くらい武者修行させて頂くことになりました!(本郷の池が綺麗すぎて感動したので、下に写真載せておきます笑)
実は僕以外にもインドからのインターンの学生がもう1人おり、インド工科大学の倍率150倍の入試を突破したインドでも選りすぐりのITエリートなのですが、話を聞くと、4年間かけてcs とbio とchem のありとあらゆる技能と知識を詰め込まれるcompetitive な超ガチガチ教育で、プリンストンと何か似たようなストレスを抱えているのに共感し、すぐに仲良くなってしまいましたね、、、
そう、プリンストンの学期中で勉強はハードというのは僕含めみんな訴えてきたことなのですが、日本に帰国してちょっと人間の欲求について考えたことが…
正直プリンストンにいるときは、ただ美味しいものが食べたい、あと寝たい、太陽の光を浴びたい、っていう人として基本的な3つの欲求さえ満たされていればもう幸せでしょうがなかったのですが、日本に戻ってくるとコンビニのおにぎりすら超絶絶品だし、そんな3つの欲求なんかバカバカしく思えてきてしまい、、
好きなアーティストのコンサート行きたい!初回限定盤はちょっと贅沢してブルーレイ特典付きのやつ買っちゃおっかなー、みたいな、もうアメリカにいた時には思いもよらなかった贅沢な煩悩を毎日抱えて生きてます!
友達には、シゲ日本にいる時本当に生き生きしてるよね、なんでアメリカ行ったんだよ笑、ってちょっと呆れられることもしばしばですが、まあ先輩から聞く話では、「日本っていう故郷に戻った時の快感を感じるために、アメリカで頑張る」っていうモチベもあるので、まあ数少ない日本にいれる時間を大切にしたいものですね〜😅
まあ欲求をなくすことが目的の行為のアナロジーとしては、アメリカで学部生生活を送ることと、山寺に籠って修行することは、実質的には同じなのかもしれない? 高校の漢文の授業で習った「知足者富」のストーリーを思い返しながら考えている日々です〜
僕も今日までこのブログの存在を完全に忘れていたのですが、きっと先輩たちも多忙な夏休みの間を縫って、それぞれの夏の面白さについて投稿してくれることでしょう! それではまた!!

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